肝っ玉オカン道

私が私の肝っ玉オカンになって私を育てていく記録

ナンセンスなバイキングはもうやめだ!(修行中)

バイキング。

あ、いや。おしゃれに言うと、ビュッフェかしら♡


この夏 旅先のホテルが、朝食バイキングでね。

 

好きなものだけ取るピノ子(娘)に、

「ごはんとお味噌汁は食べてやー」
「お肉と玉子ばっかり食べて〜」
「ジュースは1杯だけって言うたやん」
「ごはん食べなデザート取りに行ったらあかんでー」

 

とかなんとか。
それはもう恐ろしく口うるさい私に、だんだん私が辟易してきてね。

 

あれ?そもそもバイキングってさ・・・

 

「いろんなものを万遍なく食べてください」っていうサービスやなくて、

 「お好きなものをお好きなだけお取りください」

っていうサービスやんな?!

と気が付いたわけです。


ってことは、ピノ子のお皿にやーやー口出す私ってめっちゃナンセンス。
バイキングの神様が居たらつまみ出されるで っちゅう位の場汚しなんやないの?

 

そこで自分のトレーに目をやるとね。

和洋折衷色とりどりのおかずがびっしり並び、
それにジュースにコーヒーにパンにごはん。

まさに、「いろんなものを満遍なく食べてください」を体現した景色。

 

の割に、私の身体は前夜の飽食によって重め。
なんやったら朝抜いてもいいくらいの調子です。

改めて、これホンマに食べたい?とおかずを見渡すと、
そのほとんどが要らんなぁって感じでした。

 

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翌日は、前日の発見(反省か?)を踏まえて、
本当に食べたいものを食べたいだけトレーに乗せました。

 

「せっかくの機会やねんから」とか、
「もったいない」っていう慣れ親しんだ心の声を丁寧にかき分けながら選んでいく。

ほなさ、ほっとんど要らんのよねー。


「もったいない」って言葉に急き立てられることがないと、気持ちもゆったり。
おかげで 波の音を聴きながら のんびりとしたモーニングを過ごせました。

 

と、まぁこれは私の話で。


相変わらずピノ子のお皿にはちょこちょこ口出てたけどねー。

「今日はピノ子ちゃんの好きなものだけ、好きな量だけ乗せてな~」とか言いながら、
取る量をちょっとコントロールしたりね。

最後にピノ子が残したのは、見事に 私が強引に勧めたおかずばっかりでしたわ。

それに「もー食べるって言うたから取ったのにー」とか言ってる私。

っんまぁ恩着せがましいこと。

 

「食べたいものだけ食べてて良いわけがない」って、どうしても思ってる。

そして、母親は子供が食べるものを「管理する」のが仕事だとも思ってるのよな。

ピノ子の「食べたい」を尊重するのはいけない事だと思ってる。

 

どうしたもんかなぁ。
でも、「ま、いいか~」

修行の道は長いぜ!

 

肝っ玉オカン道は続く。