肝っ玉オカン道

私が私の肝っ玉オカンになって私を育てていく記録

ごめんなさいより、ありがとうが言える思える人生を歩みたい

こんにちは。

 

骨折してから、基本的に家でゴロゴロしてます。

家事も好きなことだけしてるので、実はそこそこヒマで。気がついたら食べてる感じで、ほんのり太ったなぁ。

元気になってジーパンがきついとか悲しいから、そろそろファスティングでもしようかと思ったけど、全然やる気しないっす。

 

最初の1週間は、劇的に肉と辛いものを欲して、そういうようなものばっかり食べてました。次の1週間は、強烈に甘いものを欲してました。

今日でちょうど2週間。唐突に今までの異様な食欲が無くなってきました。プスン。

身体オモロイ。

kimottamamama.hatenablog.com 

まだまだ骨折ネタが続きます。今回やたら長いです。

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骨が折れて、しばらくは幼稚園の送り迎えは無理やなぁという感じになりました。

時間外保育を使うなどして、夫が行ける日は行く。だけど、行けない日はどうしよう。。。

色々案は出てきましたが、今回はやっぱり、お友達に頼ろうかと思いました。

 

でも、いざ人に頼るとなると怖くて仕方がない。 

リアルに震えが出るほどに怖くて、「人に迷惑をかけてはいけない」という思いが頭の中で強く強く警告音を発しました。

 

お友達はめちゃくちゃ心配してくれて、いつでもなんでも言って!ときっと本心で言ってくれてる。

 

でも私はそれを聞いて素直に受け取れないんですよね。

「でも私、この人に親切に出来なかったことあったのに」と思うと、居た堪れない感覚に潰されそうになる。

無理すれば送り迎えだってできるやろう。そこまでじゃないのに頼っていいの?

 

また、姉が心配して関西から行くわと言ってくれたんです。その時、最初に思ったのは「悪いなぁ」でした。

貴重な連休なのに、お金も時間もかけてきてくれて、そこまでして来てくれる程の事でもないのに、本当にいいのだろうかって。

 

その上、夫にも仕事を調整してもらわないといけない負い目を感じてました。

 

ほんまに困窮してる状況だったり、人にいつもいつも親切でいる「聖人」でないと、人に助けを求めてはいけない。簡単に人に甘えるなんて、無力でダメな人間になってしまう。

強い罪悪感と無力感に支配されて、人に甘える怖さで震えてました。

 

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結局のところ、私。本当はお母さんに頼りたくて甘えたかったんですよね。

特に子供が出来てから、母親が近くに居る人や、親が充分に助けてくれる人を見てるとジトっと嫉妬しまくってました。

2回の産後も、親には頼らずに乗り切ったんですけど、それも「あーぁ、頼れる親が居たらなぁ」って思ってた。

 

母が家事苦手という理由で頼れないって思ってたけど、「私が無理すればいいんや」って被害者意識に浸って、母を、世界を、悪者にしてたんやなぁ。

それ以上に、「無力な私は愛されない」って思ってる。自分のことは自分でしなくては、絶対いけない!それが強くてどうしようもない。

あと、母に期待して裏切られたくない!私への愛が証明されないのが怖いんよねぇ。

 

やけどさ。

それは小さい頃の私の想いの種やんか?

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親切な声をかけてもらったら、「悪いな〜」が先立って、自分に溢れ出る「ありがとう」が感じられない。

必死で『私、無力じゃないよ』って気張って、必要以上にありがとうを伝えて、借りを作らないようにお返しに頭を使って疲れてしまう。

そうしてるとだんだん親切な声かけがめんどくさく感じてきて、私を困らせる言葉に思えてくる。

 

んで、どうせ私が無理すればええんや。そしたら丸く収まるって、拗ねる。

 

ねぇ、私?

ホンマにこれからもそんな生き方がしたいの?

小さい頃の想いの種に揺さぶられて、自分の罪悪感に押しつぶされて、人の優しさが迷惑に感じる。ありがとうも思えない、そんな奴でホンマにいいの?

 

そう思ったら。

いや、私は人の善意を受け取れる人間でありたいと思いました。

 

ってか、どうしたって人に頼ってるし、人に迷惑もかけてしか生きてはいけないんやから。

それに今は骨折れてるんやで?無理なもんは無理や。できなきゃ、やらなきゃ認められない自分なんてやめちまえ!

ダメな、恥ずかしい、クソな私を許せよ乙女!(語感だけです。すいません!)

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というわけで、幼稚園の送り迎えはお友達に頼ってます。私の代わりに公園に連れてってくれたりもしてる。おかげで娘も楽しく過ごせてます。

姉は関西から来てくれました。 ちょうど下の子が熱を出した日で、めちゃくちゃ助かりました。少し落ち込んでた子供達も私達夫婦も、気分転換になって楽しい時間でした。

また、お友達が渡したいものあるから〜と、手ごねハンバーグを山ほど持って来てくれました。少しでも炊事が楽になるようにって思ってくれたんやと思います。

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それでね、あるお友達が「大変なときに頼ってくれてありがとう」って言ってくれました。 

 心にジーンと響きました。 そんな風に言えるのっていいな。その言葉で私がどれだけ救われるか、優しいな。

 

 と同時に、多分私が逆の立場なら、 きっと同じように思うだろうなって。

人の役に立てるって、すごく嬉しいことだから。人に頼られるって、喜ばしいことだから。 

 

だから今は目一杯、人に甘えて、迷惑もかけて。胸をチクチクさせて居た堪れない思いをしながら。

それでも人の善意に甘える、この時間を味わおうと思います。

やっぱり私は、ごめんなさいより、ありがとうが言える生き方をしたいから。

 

 

肝っ玉オカン道は続く。