肝っ玉オカン道

私が私の肝っ玉オカンになって私を育てていく記録

コントロールできない事が怖い

こんにちは。

 

先月のことですけど、夫の誕生日でした。ピノ子が去年末から、「誕生日はパパには内緒でケーキを作ろうね〜」と言って、その日まで指折り数えて計画を立ててました。大きくなったもんです。果物山盛りのスコップケーキ。

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プレートはピノ子作。愛の告白になってますねぇ。

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kimottamamama.hatenablog.com

 

この記事の続き。

何がって、目の届かない事、「分からない」状況が、自分のコントロールできない世界が怖いんですよ。
だから必死で分かろうとする。必死でコントロールしようとする。必死で段取ろうとする。
んで、苦しくなってる。(だって必死ってさー。。。必ず死ぬんかよ!)

 

私は私を一生懸命コントロールしてきた気がします。
湧き出る感情を抑え込んで、今どんな顔をしたらいい?どんな言葉を言えばいい? って正解を探しながら。

「何かあった時のために」いつも考えて、起こるかも分からない「もしも」の準備を延々してきたんやなぁ。
だって何も準備なしの私を表現するなんて、とんでもない結果になってしまう。ろくなもんじゃないよ。っていう頭の声に支配されて。

逆に言うと、世界は私がコントロールできると思ってるんやなぁ。

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先日の歌のレッスンでも、先生に同じような事を言われました。

喉がほどよく緩もうとした途端、ギュッと緊張で締め付けてしまうのは、

「歌声をコントロールしようとしてるからですよ」と。

 

今までずっと音程を、リズムを、声量をコントロールすべきものとして歌ってきたから、それを「しない」って、分からないんですよね。どうすりゃええの?

 

それが、先生に伝えられたイメージワークをしながら歌うと、音程もリズムも歌詞を間違えないことも、考えてる余裕が無いわけで。お餅を絞るなら、ひたすら絞るしかできない。
でも不思議なことに、意外と高音も出せてるし、リズムも取れてたりするんです。

意識してなくてもコントロールしなくても、充分に。むしろ今まで歌ったことのない声で歌えるんや!というのがレッスンを通した大きな発見の1つでした。

「ね?あなたの歌心を信じて委ねたらいいんです 」

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こないだ、川澄さや花ちゃん(https://ameblo.jp/alifewithtarot)と遊んだ時にタロットを引いてもらったんですよね。

そしたら、出るわ出るわ。ワンドの3が。これでもかと!

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商人が丘の上から自分の商船を眺め見守る姿。港を出てしまった船はもう自分がどうすることもできない。ただ無事に行き先の港に着くことを信じて、見守るしかない。

そんなカード。

 

「委ねる」って怖い気がするけど、だけど私の人生は、私の声は、必死でコントロールしてないとロクでもないことになる だなんて、そんなのイヤだ。

そして、知らない、分からない事を知っておかないと不安で進めないなんてイヤだ。

 この世界を、たかだか私のコントロールできる範囲のことで収めてしまうなんて、なんてくだらないことなんやろう。

知らない、分からない世界の可能性に希望を持ちながら、信頼と安心を持って進みたい。

 

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このたびの引越しは「委ねる」のメンタルトレーニングになりそうですわ。なんせ知らん土地で、知らん人達に出会っていくんですから。

その都度生じてくる感情を認めて、それでも自分を、自分の人生を信じて委ねてみるレッスン。

やってやろうじゃないの。私は、私の人生を信じたいから。私の歌心を信じたいから。

 

肝っ玉オカン道は続く。