肝っ玉オカン道

私が私の肝っ玉オカンになって私を育てていく記録

夫がズルイ

こんにちは。

荷造り進んでますが、1秒あたりに3回くらいは「引っ越し辞めてぇ〜、めんどくせぇ〜」と思ってます。

 

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ピノ子が幼稚園で教わってきた三つ編みの練習。足指で布を挟んで編む姿、めちゃくちゃカッコええ!

 

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引っ越しは「委ねる」のメンタルトレーニングやとか、かっこいいこと言って(書いて)ますけどねぇ。現実は、かなりいっぱいいっぱいで、キャパオーバー感が否めません。

そもそもなぜにキャパオーバーなっているのか?については、108個位理由はありますが。

 

とにかく頭が働きすぎで、しっかり休めてないので、身体は悲鳴をあげております。また歯茎腫れてきたぜ。

夜寝れないもんだから昼寝したいけど、夫を意識して寝られない。「やることやらないで寝てる感」にとてつもない負い目を感じるし、夫からの「寝てる時間あるの?」的なプレッシャーを(勝手に)感じてしまう。

とはいえ予定が詰まってる。そして詰まってる予定は、福岡にいる間しかできない事(だと思う)から、それは「今しかできないんで!」と、自分と夫に言い訳しながらこなしている。(言い訳しながら行く予定ってなんやねん!)

 

そんな中、夫はこちらでの仕事を終え、やたらと感傷に浸ったり、引っ越しの愚痴を言いだしたり、クサクサしたりしだしたんですよ。それに妙にイライラする私。

そんな中、夜出掛けたら夫が寝てしまって閉め出されてしまいました。

どれだけ電話をしてもピンポン鳴らしてもノックしても起きない。

どうしようもなくて鍵屋に来てもらったら、ドアノブをドリルで取り外さないといけなくて、7万円でーす‼️という事態になりました。しかも雨の寒い夜中。

私の「ヤリキレナイ」がピークにきました。

 

なんでこんなに私がつらい目に合わないといけないの?!(とはいえ、鍵を忘れたのは私なんですけどね)

 

ホテルに泊まる方が安いなと思ったんですけど、ダメ元で近所のお友達に電話して奇跡的に繋がって家に寄せてもらう事になりました。

それで、いろいろ話聴いてもらって整理してるうちに夫が起きて、無事に家に入れた訳ですけど。

 

どうしようもない(ように感じる)目の前の状況を、必死で切り替えて前に進もうとして、今しかできないことをやりきって、子供達にできるだけ思い出作ってあげたくて、それでも次の生活の不安をできるだけ解消しようと準備して、そもそも荷物の整理もあるし。

 

私は感傷に浸ってる暇もないんだよ!私は家族のために必死でやってるのに、あなたは自分の事しか考えてないやん!なんであなただけそんなにやすやすと感傷に浸ってるわけー?なんであなただけぐっすり寝ているわけー?的なね。

ま、この気持ち(恨み?)を夫にぶつけてもそりゃぁ伝わりませんよねぇ。

 

 

でも思ったんですよ、私、完全な独り相撲だったんだなぁ。

 

自覚してる以上に、辛いし、それを無理に割り切ろうとしてたし、私が頑張らなきゃ前向かなきゃって思いすぎてる。

 

何を勝手に頑張って(る気になって)、何を勝手に可哀想になってたんだろう。

そら感傷に浸ってるように見える、寝たい時に寝てるように見える夫に嫉妬するわなぁ。

 

それでもね、夫もめちゃくちゃ抱えてるんですよね。そして、私が思うよりずっと、家族に「悪いなぁ」って思ってる。

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今は、感傷に浸る隙がなくてもいい。余裕がなくてもいい。

やけど、ここまで進んできたことをまず認めようと思います。

 

お友達が言ってくれました。

やっちゃんはきっと、辛いし苦しいし不安でも、切り替えて進もうと笑顔でいるよね。

でも、不安な顔してもいいし。辛い顔見せてくれていい。その顔を見せてくれたら嬉しいよ。ご主人にも見せられたらいいね。

 

夫を責めたいんじゃなくて、ただ辛いのを分かち合いたいし、ただ寂しいのを温め合いたいし、ただ不安なのを許し合いたいし、それでも頑張ってるのを支え合いたいだけなのよねぇ。

無理に笑うことも、無闇に怒ることもしないで、この局面を乗り切る同志としてありたい。

 

肝っ玉オカン道は続く。