肝っ玉オカン道

私が私の肝っ玉オカンになって私を育てていく記録

そうです、用務員さんが欲しいんです

こんにちは。

しばらく、「我慢が暴発してる」シリーズで書いてみたいと思います。

 

何を隠そう(隠れてないって)、それはここのところの私です。

「暴発」が一番ぴったりはまる、自分でもいつ爆発するのかわからない爆弾を抱えてる気分でした。(過去形でええかな?)

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先日作った万華鏡。想像以上に魅了されてます。

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先日の私の誕生日に於まして、夫と一悶着があったわけです。

誕生日やったんですよ。 - 肝っ玉オカン道 

 

夫は、私の誕生日にとある企画を考えてくれていたんですが、その企画が私には魅力を感じられず、気持ちが乗らない。

その様子を見た夫が、とてもがっかりして私に言いました。

「あなたはどうせ、僕に用務員さん(家政婦兼ベビーシッター)を求めてるんでしょ?」

 

それを言われてから私、ずっと苦しかったんですよね。

 

だって。

あまりにも図星過ぎたから。

 

そして狼狽しました。

これが「バレたら終わる」と思って。

 

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夫のこと大事に思ってるはずやけど、用務員さん(家政婦兼ベビーシッター)としての要素が強くなってるのは確か。

 

こんなんじゃぁあかん。

夫婦ってそんなんやないやろ?

「便利な人」やったら夫やなくてもええやん。あかん、あかん。

 

と、見て見ぬ振りして、いい子ぶって、夫のことがとても大事で大好き的な空気醸してたんですけど。

 

先日、ピノ子に私の我慢爆弾が暴発して、
もうこのままやったらあかんわと思い、降参して夫に伝えました。

 

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正直に言うと、

あなたが居ないと不便で仕方ないねん。
今は、「寂しい」より、「困る」が強い。
もっと家事やら育児を私の代わりにやってくれる時間が無いと、私は暴発してやばい。。
確かに、あなたに用務員さんを求めてるわ。

そして図星過ぎて参りました。

 

と伝えました。

 

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ここんところ夫は仕事や資格試験やら友人の結婚式やら、忙しくて不在気味。

 

そして1歳コボちゃんの成長著しく、5歳のピノ子の成長も著しく、1人で子供2人の世話をこなすことに限界きてました。
(とはいえ夫は遅く帰って来ても洗い物があれば洗い、洗濯機を回して干してくれる、なかなかの家事育児に参入してる、夫ではあるんですけど)

 

いやこれは、もしかしたら、ピノ子が産まれた5年前からずーっと積もり積もってる、ある感覚が暴発してるだけなのかも。
いやこれは、言うならば、今まで生きてきてずーっと親しんできたある感覚が暴発してるとも言えるか。

 

それは、
どうせ私が 我慢すればいいんでしょ?
私ばっかり我慢させられてる!
私の人生には自由が無い。

ってやつ。被害者意識にどーっぷり浸かってるやーつ。

 

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しかしながら、言ってしまったらとてつもなく楽になりました。

夫は優しく聴いてくれました。
傷つけてしまうかも知れないと思ったけど、夫はすんなりと受け容れてくれました。

 

その後は、早く帰ってきたら「用務員さんが居てくれて嬉しいわ〜♡」

という軽口が叩ける程に気安くなりました。

 

そしたら不思議なもんで、 

夫が居なくて子供の世話が大変、大変。私ばっかり、私ばっかり、私ばっかり、私ばっかりしてて、夫がしてくれてないってことで世界が溢れ返っていたのに。

 

話をした後は、

夫がしてくれてること、夫がしてくれようとしてること、その元にある私を大事に想ってくれてる気持ち、なんかが私の世界に現れ始めましたわ。

 

そしたら、私の中にある夫を大事に想う気持ちも見えてきた。いわば、世界が見違えているわけです。

 

そんな翌日は、夫は急遽予定が変更になって早く帰ってきてくれたりして。

おかげで私は、ここのところずーっと取れなかった念願の、1人でふらっとカフェ的な時間を過ごせたりしているわけです。

 

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それはさておき、どう足掻いても夫は昼間仕事があるわけで。

 ピノ子は幼稚園行くけど(ちなみに今は夏休み)、コボちゃんはずーっと一緒に過ごすわけで。

 

まだまだ手のかかるお年頃。

もちろん可愛くて仕方ないけど、私が私のペースで1日を過ごす事は難しい。

 

好きな時に起きて、好きな時に寝て、好きな時に好きな本を読み、好きな時に好きなテレビを観て、好きな時に料理をして、好きな時に食べて、好きな時にトイレに行くことすら、、、私には叶わないんじゃい!!!!

一日中「見てー」に付き合い、消防車見学に付き合い、ご飯食べさせ、こぼしたご飯を拾い、机と床を拭き、オムツを替え、汗かいたらシャワーを浴びせ、求められたら絵本を読み、あっという間に散らかる部屋にうんざりして、、、

 

とにかく早く寝て!早く寝て!早く寝ろぉ!と頭の中で呪いの言葉を唱えてる毎日。

大好きな可愛い可愛いコボちゃんやのに、イライラしてあたり散らしたり、離れてくれることばかり考えてる。

 

この目の前の現実はどうする?

うごー!!!

 

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と言うわけで、託児を利用してみることにしました。

これは私にはかなりハードルが高い挑戦でした。ある種の強い思い込みで罪悪感が滲み出てくる。

これについてはまた次か、次の次にでも書きます。

なんせ、シリーズにすると宣言したもので。

 

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託児に預ける件は、夫も賛成はしてくれましたが、

「で、1人っきりで何がしたいの?何かしたいことがあるの?」

と聞かれて思いました。

 

とにかく1人っきりで道を歩いて、1人っきりでぼーっと過ごす時間が欲しい。

自分のペースで買い物をしたり、自分のペースで1日を過ごしたい。

子供の世話から解放される時間が欲しい。その隙間ができないと、次に何がしたいなんて出てこない!もう、とにかくゆっくりしたいんやー!うおー!

(ま、次に何がしたいか出てるかどうかなんて副次的なものやし、どっちゃでもええんやろけど。)

 

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明日は、初めてコボちゃんを預けてきます。

用事なんてないけど預けるというのが私にはかなりチャレンジなんですよね。ピノ子の時にはできなかった挑戦。

 

昨晩コボちゃんを寝かしつけしながら、大丈夫かな?寂しい思いさせないかな?本当にこんなことしてもいいのかな?

と胸の中で思ってたら、

 

寝入りのコボちゃんが、

「そうだ。しんぱい ない ねぇ」

 

と、呟きました。何度も。

初めて聞く単語やったので、驚いてコボちゃんに、

「え?ママに言ってくれたん?」と聞くと、微笑んで寝ました。

 

コボちゃん、こういうことよくあるんですけども。

私が挑戦すること、信念のしがらみから自由になろうとすることをいつも応援してくれる、とても優しい我が子。

 

だから勇気出して預けて、勇気を出して思いっきり1人の時間を堪能しようと思います。

 

 

肝っ玉オカン道は続く