肝っ玉オカン道

私が私の肝っ玉オカンになって私を育てていく記録

全わたしが、労ってあげる!

こんにちは。

 

名古屋の言葉は関西とそんな違うかなぁ?と思ってましたが、なかなか独特です。

河村たかし市長、テレビで観たことあります?テレビ用に誇張してるんかと思ってたけど、おじさんとかは、まさにあんな感じです。

抑揚が独特なのね〜。上がったり下がったり、音がなかなか切れないんですよ。

 

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坂の多い地域ならではの遊具。子供たちめちゃくちゃはしゃいでました。そういえば私の実家辺りも坂が多いなぁ。

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夫も、新しい環境で、新しいオフィス、新しい上司、新しい同僚、新しいお客さん、新しい担当エリア。

新しい事ばかりで、とにかくてんやわんやしてます。

引き継ぎもあるので、必然的に自分の采配で時間を使える割合が少なく、夜はヘトヘトで帰ってきます。

 

その上で、家事や子供達の相手をしたり、荷物の整理を手伝ってくれたりしてるので、それはそれは大変だろう。。。

 

と想像して、私史上ないほどに穏やかにそして、ほんのり遠慮して過ごしていました。

夫がちょっとピリッとしてるなと察知したら、ささーっと子供達連れて率先してお風呂に入れたり、夫がしてる家事を率先して終わらせておいたり、夫にお願いしてたことができなくても「いいよー、大変やもんなぁ♡」と伝えたり。

 

あぁ、書けば書くほどに至極普通のことやねんけど、行動のベースが「思いやり」なのか?「遠慮」なのか?

そこが私的には大事でして。

 

とはいえ比較的、「思いやり」で行動できてる時が多いのですが、「遠慮」の時の気持ち悪さったら無くて。

私の中にそこはかとなくある、「見捨てられ不安」が出てくるんですよねぇ。今、夫しか頼れないのに夫にあかんと思われたら終わりや。。。だから、煩わせない「いい子」で居ようとする。

あぁ、こうやって小さい時のやっちゃんは過ごして来たんだなぁと言うのが客観的に見えましたよ。

ま、それほど今はピンチの時なんだとも思います。

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そんな感じで、夫婦間は表面的には穏やかに過ごして来たのですが、昨日ついに私の「ダメだこりゃ」が来まして。

 

福岡の家引き払ってこっち来て、ここまで生活できるようにまでなって、私も子供たちも無事に生きて、普段の生活してることについて、ちょっとでも私のこと労ってくれても良くない?

そりゃあなたは外で働いて新しい環境で大変かも知れへんけど、私だって新しい環境で家守って、日がな一日子供たちの相手して、自分のための時間なんてぜーーーんぜん無いよ!

ここんところずーっと「引っ越しのための時間」に支配されて過ごして来たんやから。

私だって大変なんだよー。ちょっとくらい私の頑張りを想像して、言葉に出して労って欲しいって思っても普通やろ?

あんたの愚痴ばっか聞いて、私は愚痴言う余裕も無いほど、目の前のことに必死なんだよー!

 

的なね。

 

しかし、これを言ってるその瞬間から、これは、「わたし」が私に言ってる言葉だぁ感がありました。だから、夫には申し訳ないけど、言わせてあげましたよ。

 

と同時に、これを言えるまでに環境が落ち着いたことに安心すらしました。

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よく考えたら、この1ヶ月超。

「引っ越しのため」、「今しかできないから」、「もうちょっとの辛抱やから」と自分の気持ちを後回しにして進んで来たんですよねぇ。

 

頭ばっかり働いて、寝れてないし、予定が詰まってて引きこもることもできず、身体辛いことを自覚しながらも走って来た感があります。

「引っ越し終わるまでの辛抱やから、もうちょっとガマンして!」と、自分にガマンさせて来たんですよねぇ。

だからこそやってこれた。でもそれを私自身が、少しもねぎらってなかったよ。ごめんね、やっちゃん。

 

ここまで来れたこと、わたしの頑張りを、私自身がもっと労ってあげていいんやで。

自分のこと後回しにして、家族のためによーく頑張ったよ。

ありがとう、やっちゃんのおかげだよ。

本当によくやった。

ありがとう、ありがとう。

 

あーもぅなんだか、全世界から労らわれたい気分。

だから、全わたしから労ってあげる!

「やっちゃん、よくやったよ!」

 

というわけで。

今日は私がやりたいこと何かなぁ?と考えた結果、「リメンバーミー」を観に行くことにしました!

部屋でゴロゴロ休みたいかと思ったけど、意外と子供連れて映画を観に行きたい!ということでした。

 

肝っ玉オカン道は続く。

浦島太郎感

こんにちは。

私が昨年度一番愛して止まなかったドラマ「架空OL日記」が、向田邦子賞をとったようです。何回観たやろうかぁ。また観たくなってきた。

バカリズム on Instagram: “「架空OL日記」が「第36回向田邦子賞」を受賞しました。 やったね!”

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さておき。引っ越しからようやく10日が経ちました。

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壁に布を貼ったり、Wi-Fi環境が整ったのは1週間過ぎてから。

引っ越し屋さんに段ボールを取りに来てもらう都合で、慌てて段ボールを片したので、部屋が所在の決まらない物で溢れかえりカオスと化してましたが、それもひと段落。あとは、無印で注文してる棚が届いたら、荷物はほぼゴールです。

 

まだカーテンを縫ったり、照明を買ったり付け替えたり、ガラス窓に遮光シール貼ったり、プラスチック段ボールと布を障子に貼ったり、細々としたやりたいことは残ってますが、生活には支障ない所に来たかな。

 

ここまで1週間〜10日。

10日前には福岡に居たことが信じられない。3年位前かのように感じます。いや、もはやあの日々は幻だったんじゃないかなぁ?って思うほど。

でもお友達が海の動画を送ってくれて、それを見て、私達が福岡で生活してきた時間は幻では無かったんだと確認できました。

 

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引っ越しの荷詰め、荷解きはもちろん、各方面の業者さんとのやりとりが引っ越してきてからも数日続いて、その上散らかり倒した荷物と、子供たちの世話。

これは最初から、エネルギーを使うことが想像できましたけど。

 

それより何より、普段無意識にしていたことを、いちいち意識化する作業というのがとてつもなくエネルギーを使うようです。

シャワーの出し方、スプーンを仕舞っている位置、トイレの場所、ガス台の使い方、窓から見える景色。

 

例えば、外出先でふと、「火消したよなぁ?」と思って頭に浮かぶのは前の家のガス台なんですよ。それに気がついて、今の家のガス台にイメージを変更させる。

また例えば、洗い物の済んだお箸を直そうと思って、前に仕舞ってた引き出しを開けてしまう。あ、仕舞う場所変えたんや!と気がついて、新しい場所を開ける。

こんな感じで、今まで無意識にやってた作業を1つ1つ意識化して、選択し直して行動するというプロセスが、非常にエネルギーを使って、疲れるんやなぁ。疲れ果てるんやなぁ。

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でもこの作業ってめっちゃエネルギー使うけど、劇的に変化するよねぇ。もはや10日前の私とは圧倒的に違う私が今居るはず。

 

改めて思うのは、時間の流れは一定じゃないということです。たったの10日が3年位に感じるんやからなぁ。

そして、浦島太郎はこの感じやったんじゃないかなぁ。

私はどうか、3年分老け込んでいませんように。。。

 

肝っ玉オカン道は続く。

希望と絶望のあいだ

こんにちは。

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桜が咲き始めてました。

 

毎日毎日、お別れの日々です。

慣れ親しんだ幼稚園、桜が咲きかけてきている通園路、座ったり荷物置きになったリクライニングチェア、夏も冬も大活躍したシーリングファン。万華鏡作り。歌のレッスン。最初で最期だったギターレッスン。タロット読みあったお友達。歯の治療。鍼灸院。毎朝「おはよう!」毎夕「また明日!」と声をかけ合った幼稚園のお友達。先生。それからそれから。。。毎日「これが最期」の連続です。

 

そして昨日は、私にとって福岡に来た「意味」のような出会いをした人たちと、ひとまずお別れの時間でした。

1人は猛烈な感謝とともに。1人は心からのエールとともに。

昨夜は2人とも夢に出て来るほどで、目が覚めて寂しさが濁流のようになだれてきて轟々泣いたわ。あぁ、寂しい。

きっとこれからも会えるだろうし、繋がってられるんだろうけど、それでもいつでも会える場所に居ないのは、ぐっと辛い。

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こんな出会いが出来たことって、4年前は恨みに恨んでいた「転勤」のおかげなんですよ。

産まれてこのかた関西にしか住んだことの無かった私は、きっと自らの意思で福岡に住むことを選ぶことは無かったと思う。

来なかったら会えなかった人ばっかりだったでしょう。食べられなかったものばっかりだったでしょう。見られなかった景色ばっかりだったでしょう。

もちろんいいことばかりでは無かったけど、だけどその環境が私を素晴らしく豊かに成長させてくれたことを知ってるんです。

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だからこそ次の場所に行く希望もある。だからこそ夫に着いて行くと決めてるし、だからこそ自分を含めた家族の不安も寂しさも全て見守っていく覚悟はある。

それはあるけどね、でもやっぱり寂しくて悲しくて辛くて虚しくて悔しくて苦しくてヤリキレナイ。

希望から絶望までぜーんぶある。

 

でも、こんなに心があちこち動く時間って人生の中でなかなか無いよねぇ。

 

必死に切り替えて前向く必要なんて無かったわ。クサクサ言うてる夫に嫉妬してるなんてもったいない。

こんなにも目まぐるしい私の気持ちを全部、隅々まで味わいたい。「今だからこそ」の宝物やんか。

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昨日会いに来てくれた大事なお友達、人生の大きな決断をしたようでした。

想像のつく未来に、自分の枠が外れる事はないけん。私は今まで選ばなかった選択をあえてする事で価値観を壊すって決めたっちゃ。嫌で嫌でしょうがないけど、変態やから〜、と。

こないだ会った、川澄さや香ちゃんも大きな決断をしたところだったなぁ。

昨日お別れしたもう1人の大事なお友達も、春から全く新しい日常が始まる。

 

そうやって、未知の未来を選択して決断して進んでるお友達を見ると、私の心にも温かい希望が宿る。絶望を許し希望を受け容れ、私も私なりに進もうと思える。人生で、そんな風に思える人との出会いってどれだけすることができるのだろうか?

 

今は、感傷に浸ってるモードかしら。さ、今日は晴れ!ベランダ掃除と、最後に海を見に行ってきます。

 

肝っ玉オカン道は続く。

頼りになる夫

こんにちは。

引っ越しまであと2日ですが、荷造りはほぼ完了して、冷蔵庫の掃除も終わり、お風呂場、洗面台、キッチンの掃除も完了しております!後は、晴れた時にベランダと窓拭きするのと、障子の貼り替えくらいかな。って、私的には驚異的に早い!

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おかげで、冷凍庫整理を兼ねてパイを焼いたりまでする余裕がある朝。この余裕に、我がことながら感動しましたよ。

 

ま、70箱のうち60箱くらいは夫が詰めて、ゴミを捨ててくれて、粗大ゴミ回収の手配をしてくれて、割れ物を巻いてくれたりしたわけです。

 

前記事(夫がズルイ→http://kimottamamama.hatenablog.com/entry/2018/03/21/104647)で、あんなことを書いたけど、夫は夫でただクサクサしていたわけではなく、猛烈に目の前の向き合うべき現実に向き合って手を動かし続けてくれたわけです。

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思い出すと4年前。

引っ越しの1週間前に親族に不幸があって急遽、関西⇆関東の2往復。送別会や大事な人とのお別れも全て吹っ飛ばしました。

その上、残り3日ほどしか荷造りの作業ができない状況で、夫が腸炎でほぼ作業できず寝てる状態になってました。

私が1人で荷造りして、子供の面倒を見て、あんなにまで平穏な日常を切望した時は無かったなぁ。

 

その時の私は「夫は大事な時に頼りにならない!結局私がいつも頑張らないといけない!」と、気張りきって。友達には弱音を吐けず、夫を見下してしかその場をやりくりできなかった気がする。

 

それが4年経って。今回の引っ越しはほぼ全て夫が取り仕切ってくれてる。家探しから、電気ガス水道などのもろもろの手続き、役所の転出届、猫のホテル、そして日々荷造り。夫がほぼ全て手配してくれて、淡々とこなしてくれてる。

4年の私達の関係の変化にふと気がついて、めちゃくちゃ感動してます。

 

「大事な時に頼りにならない人」だったのが、いつの間にか「いつも頼りになる夫」に変わってる。

あの頃より圧倒的に夫に甘えられるようになったし、頼りにしてるし、尊敬してる。最新版で惚れなおしてる。

 

私は、友達に弱音を吐けるようになり、多少は「私が頑張らないと!」と思いつつ、それに気がつけるようになってる。身体の辛さを自覚しながら進めてる。

 

うひょー!やるやんか、うちら。

4年ぶりの引っ越しは、色々ありながらも夫婦として向き合って作ってきた2人の関係の変化を実感したり、安心できたりもしてます。

 

肝っ玉オカン道は続く。

夫がズルイ

こんにちは。

荷造り進んでますが、1秒あたりに3回くらいは「引っ越し辞めてぇ〜、めんどくせぇ〜」と思ってます。

 

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ピノ子が幼稚園で教わってきた三つ編みの練習。足指で布を挟んで編む姿、めちゃくちゃカッコええ!

 

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引っ越しは「委ねる」のメンタルトレーニングやとか、かっこいいこと言って(書いて)ますけどねぇ。現実は、かなりいっぱいいっぱいで、キャパオーバー感が否めません。

そもそもなぜにキャパオーバーなっているのか?については、108個位理由はありますが。

 

とにかく頭が働きすぎで、しっかり休めてないので、身体は悲鳴をあげております。また歯茎腫れてきたぜ。

夜寝れないもんだから昼寝したいけど、夫を意識して寝られない。「やることやらないで寝てる感」にとてつもない負い目を感じるし、夫からの「寝てる時間あるの?」的なプレッシャーを(勝手に)感じてしまう。

とはいえ予定が詰まってる。そして詰まってる予定は、福岡にいる間しかできない事(だと思う)から、それは「今しかできないんで!」と、自分と夫に言い訳しながらこなしている。(言い訳しながら行く予定ってなんやねん!)

 

そんな中、夫はこちらでの仕事を終え、やたらと感傷に浸ったり、引っ越しの愚痴を言いだしたり、クサクサしたりしだしたんですよ。それに妙にイライラする私。

そんな中、夜出掛けたら夫が寝てしまって閉め出されてしまいました。

どれだけ電話をしてもピンポン鳴らしてもノックしても起きない。

どうしようもなくて鍵屋に来てもらったら、ドアノブをドリルで取り外さないといけなくて、7万円でーす‼️という事態になりました。しかも雨の寒い夜中。

私の「ヤリキレナイ」がピークにきました。

 

なんでこんなに私がつらい目に合わないといけないの?!(とはいえ、鍵を忘れたのは私なんですけどね)

 

ホテルに泊まる方が安いなと思ったんですけど、ダメ元で近所のお友達に電話して奇跡的に繋がって家に寄せてもらう事になりました。

それで、いろいろ話聴いてもらって整理してるうちに夫が起きて、無事に家に入れた訳ですけど。

 

どうしようもない(ように感じる)目の前の状況を、必死で切り替えて前に進もうとして、今しかできないことをやりきって、子供達にできるだけ思い出作ってあげたくて、それでも次の生活の不安をできるだけ解消しようと準備して、そもそも荷物の整理もあるし。

 

私は感傷に浸ってる暇もないんだよ!私は家族のために必死でやってるのに、あなたは自分の事しか考えてないやん!なんであなただけそんなにやすやすと感傷に浸ってるわけー?なんであなただけぐっすり寝ているわけー?的なね。

ま、この気持ち(恨み?)を夫にぶつけてもそりゃぁ伝わりませんよねぇ。

 

 

でも思ったんですよ、私、完全な独り相撲だったんだなぁ。

 

自覚してる以上に、辛いし、それを無理に割り切ろうとしてたし、私が頑張らなきゃ前向かなきゃって思いすぎてる。

 

何を勝手に頑張って(る気になって)、何を勝手に可哀想になってたんだろう。

そら感傷に浸ってるように見える、寝たい時に寝てるように見える夫に嫉妬するわなぁ。

 

それでもね、夫もめちゃくちゃ抱えてるんですよね。そして、私が思うよりずっと、家族に「悪いなぁ」って思ってる。

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今は、感傷に浸る隙がなくてもいい。余裕がなくてもいい。

やけど、ここまで進んできたことをまず認めようと思います。

 

お友達が言ってくれました。

やっちゃんはきっと、辛いし苦しいし不安でも、切り替えて進もうと笑顔でいるよね。

でも、不安な顔してもいいし。辛い顔見せてくれていい。その顔を見せてくれたら嬉しいよ。ご主人にも見せられたらいいね。

 

夫を責めたいんじゃなくて、ただ辛いのを分かち合いたいし、ただ寂しいのを温め合いたいし、ただ不安なのを許し合いたいし、それでも頑張ってるのを支え合いたいだけなのよねぇ。

無理に笑うことも、無闇に怒ることもしないで、この局面を乗り切る同志としてありたい。

 

肝っ玉オカン道は続く。

コントロールできない事が怖い

こんにちは。

 

先月のことですけど、夫の誕生日でした。ピノ子が去年末から、「誕生日はパパには内緒でケーキを作ろうね〜」と言って、その日まで指折り数えて計画を立ててました。大きくなったもんです。果物山盛りのスコップケーキ。

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プレートはピノ子作。愛の告白になってますねぇ。

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kimottamamama.hatenablog.com

 

この記事の続き。

何がって、目の届かない事、「分からない」状況が、自分のコントロールできない世界が怖いんですよ。
だから必死で分かろうとする。必死でコントロールしようとする。必死で段取ろうとする。
んで、苦しくなってる。(だって必死ってさー。。。必ず死ぬんかよ!)

 

私は私を一生懸命コントロールしてきた気がします。
湧き出る感情を抑え込んで、今どんな顔をしたらいい?どんな言葉を言えばいい? って正解を探しながら。

「何かあった時のために」いつも考えて、起こるかも分からない「もしも」の準備を延々してきたんやなぁ。
だって何も準備なしの私を表現するなんて、とんでもない結果になってしまう。ろくなもんじゃないよ。っていう頭の声に支配されて。

逆に言うと、世界は私がコントロールできると思ってるんやなぁ。

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先日の歌のレッスンでも、先生に同じような事を言われました。

喉がほどよく緩もうとした途端、ギュッと緊張で締め付けてしまうのは、

「歌声をコントロールしようとしてるからですよ」と。

 

今までずっと音程を、リズムを、声量をコントロールすべきものとして歌ってきたから、それを「しない」って、分からないんですよね。どうすりゃええの?

 

それが、先生に伝えられたイメージワークをしながら歌うと、音程もリズムも歌詞を間違えないことも、考えてる余裕が無いわけで。お餅を絞るなら、ひたすら絞るしかできない。
でも不思議なことに、意外と高音も出せてるし、リズムも取れてたりするんです。

意識してなくてもコントロールしなくても、充分に。むしろ今まで歌ったことのない声で歌えるんや!というのがレッスンを通した大きな発見の1つでした。

「ね?あなたの歌心を信じて委ねたらいいんです 」

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こないだ、川澄さや花ちゃん(https://ameblo.jp/alifewithtarot)と遊んだ時にタロットを引いてもらったんですよね。

そしたら、出るわ出るわ。ワンドの3が。これでもかと!

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商人が丘の上から自分の商船を眺め見守る姿。港を出てしまった船はもう自分がどうすることもできない。ただ無事に行き先の港に着くことを信じて、見守るしかない。

そんなカード。

 

「委ねる」って怖い気がするけど、だけど私の人生は、私の声は、必死でコントロールしてないとロクでもないことになる だなんて、そんなのイヤだ。

そして、知らない、分からない事を知っておかないと不安で進めないなんてイヤだ。

 この世界を、たかだか私のコントロールできる範囲のことで収めてしまうなんて、なんてくだらないことなんやろう。

知らない、分からない世界の可能性に希望を持ちながら、信頼と安心を持って進みたい。

 

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このたびの引越しは「委ねる」のメンタルトレーニングになりそうですわ。なんせ知らん土地で、知らん人達に出会っていくんですから。

その都度生じてくる感情を認めて、それでも自分を、自分の人生を信じて委ねてみるレッスン。

やってやろうじゃないの。私は、私の人生を信じたいから。私の歌心を信じたいから。

 

肝っ玉オカン道は続く。

起こった時に対処できる安心感を持つ

こんにちは。

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こんなピアス欲しい。

 

引越しまでいよいよ10日を切り、徐々にダンボールに詰まってきてます。

果てしなくめんどくさいぜ。

 

でも、あと10日の段階で、割れる皿はすでにほぼ全部入れてしまって、洗面台の下もすっからかん。物置クローゼットは、既にダンボールだらけになってる。

これって衝撃的に早くない?

(ま、ほぼ夫が詰めてくれた訳ですけど)

 

でも、なんか知らんけど、まだまだやらないといけないことに溢れていて、間に合ってない気がムンムンしてて。気持ちはめっちゃ追われてるんですよ。

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カーテンのサイズが合わないから買っておかないと!

押入れの収納用の棚を買っておかないと!

台所の棚もサイズいけないかもしれないから確認しないと!

電気、備え付けなん?そんなん使いたくないし今使ってるものと、足りない分は買ってすぐ交換して使えるようにしとかないと!

今ある荷物を厳密に精査して、必要なものだけ綺麗に詰めないと!

要らないものはこっちで捨てて行かないと!

お風呂の蓋が汚いからこっちで捨てて、あっちで使うお風呂の蓋を買っておかないと!

もろもろ手続きを一刻も早くしておかないと!

 

そんな。「やらないと!」に追われて、その割に目先の作業が進んでいない。

身体より頭をずっと使っていて、朝、目が覚めた時から疲れてる毎日です。

 

でもふと思ったんですよね。

いま懸念してることってぜーんぶ、名古屋の家に行ってからでも良くない?(もろもろの手続きくらいはしといてもいいか)

 

作業や荷物を完璧にしてから移動して、着いた日すぐから完璧な生活をしようと思ってましたわ。

 

ははは。無理や〜!

家具をどこにどう並べるかは、あっちで試してみたらいいし。

とりあえず電気は備え付けのん使っててもええやん。

押入れの収納なんか、それこそやってみな分からへん。

どうせダンボールと新聞のゴミだらけになるんやし、やっぱり出てくる要らないものはあっちで捨てたらいい。

カーテンも少しの間、今のカーテンで間に合わせたらいいし。

最悪使えない家具が出てきたら、あっちで買い直ししたらいい。

お風呂の蓋なんか、あっち行ってからサイズ測って買いに行けばいいやん。しばらく無くても大丈夫やし。

 

大丈夫。大丈夫。あっち行ってからでも充分対応できるよ。

そう思ったら少し心が軽くなりました。

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これって私よくやるパターンやなぁと思いましてね。

 

先のことを完璧に準備していないといけない。先々をイメージして段取りしておくことが賢いこと。合理的に。完璧に。隙なく。

 

こんな風に思うってことは、私は私をだらしない愚かなヤツ。準備も出来ないバカなヤツ。って思ってるのかもなぁ。。。そしてそうなってしまうとえらいことになると思ってるのなぁ。

 

でもさ、落ち着いて考えてみてよ。

何か起こった時に、その都度対応すればいいんだよ。必要な時に、必要なことを。

私には、私達には、もう充分にそのチカラがあるとは思わない?だって今までいくつも乗り越えて来てるやん。 

あなたって意外と、臨機応変にやれるヤツだよ。

 

だから大丈夫。起こった時にその都度対応すればいい。安心して、残りわずかな日々をお過ごしくださいませ。

 

肝っ玉オカン道は続く。